彼岸花 / 山の辺の道
カメラ「X-T3」とレンズ「XF14mm F2.8」、「XF60mm F2.4」の2本で夏から秋へと季節移ろい始めた山辺の道を散歩へ。
刈入れを待つ稲穂と彼岸花で華やかな彩りを魅せてくれる山辺の道。大神神社から玄賓庵までを往復して撮り収めた中から、テーマごとに掲載していきます。
今回はのテーマは”彼岸花”。
例年は見頃を過ぎたあたりに少し撮るぐらいですが、今年はちょうど見頃に撮ることができ、鮮やかな彼岸花の姿にテンションが上りました。
鮮やかな色はカメラで撮ると、色が飽和する傾向にあります。そこで、フジフイルムのカメラにある「カラークロームエフェクト」機能を使用しました。
このカラークロームエフェクトはどういう機能かと言うと、、
”高彩度な被写体を美しく表現するカラークロームエフェクト機能があり、彩度が高く階調が出にくい部分に深みのある階調表現を加えます。
陰影のある色鮮やかな花のように、彩度が高く階調表現が難しい被写体において、従来よりも深みのある色再現、階調再現が可能です。”(公式サイトより)
とのことで、色の飽和を抑え込んで被写体本来の色の深みを表現できるようです。
普段はあまり使用する機会もなかったのですが、ふと頭の片隅にそんな機能があったというのを思い出したわけです。
今回の作例では、一部使用していないカットも混ざっていますが、違いはわかるでしょうか。
個人的には違いがはっきりとわかるぐらいの体感差があります。どのような被写体にも適した機能ではありませんが、鮮やかな被写体には積極的に使ってみたいと思わせてくれる良い発見になりました。
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