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苦手が好きに変わる瞬間

広角レンズの画角が苦手で、過去に何度か買っては見たもののほとんど使うこともなく手放してきた。

そんな広角レンズに苦手意識を持った自身の中で、”なにかこのレンズは違う”とピンと感じさせてくれた一本を紹介したい。


フジフイルムのXマウントレンズ、XF14mm F2.8 R。


35mm換算で21mmとなる超広角域に分類されるレンズながらも、広角特有の歪みを感じさせないこのレンズは、とにかくまっすぐなものがちゃんとまっすぐに写る。

デジタルでの後処理ではなく光学設計で歪みを徹底的に排除した性能は、フジフイルム自らが「ゼロディストーション(歪みゼロ」を謳うほど。

使用してみると、これは決して大袈裟な表現でもなければ間違いでもないことを実感する。

この歪みを感じさせない性能が、「広くは写っているけど、わざとらしく広角レンズで撮ったように見えない」という感覚を撮る者に与えてくれる。


「どうだ、広角レンズだぞ!」というわざとらしさやいやらしさを感じさせない性格は、良い友達に出会えたようなそんな好感を与えてくれる。



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