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アートペーパーが面白い!

先日、9年間使用してきたキヤノンのプリンターが昇天。

ボタンの反応が悪かったり、インクの目詰りが治らないなどなどそろそろかなぁとは思っていた。

で、ちょうど9月というのはメーカー各社が新型機を発表する時期で、プリンターの買い時はズバリこの時期。

底値を迎えた型落ち機が狙い目なのである。プリンターは毎年新型機が発売されるも、ここ数年の進化といえば見た目が変わって、あとは少し機能が追加または改善されているぐらい。

発売開始時のおよそ半額以下となった型落ち機の魅力は、背中を押してくれるどころか、もはや蹴飛ばしてくれる

レベルだった。

9年間もお努めしてくれたキヤノンへ感謝の意も込め、次に買うのもキヤノンと心に掲げ近所の家電店へ。

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そして買って帰ってきたエプソンの複合機 EP-807AB。お値段¥13,000也。

置き場所に困らないコンパクトサイズ、ライト系のインクを加えた色味豊かな6色インク、Wi-Fi接続で置き場所フリー、自動電源オン機能、そして何よりエプソンから営業に来ていたスタッフの方と話が盛り上がりエプソンにしました。

何より感動したのは、今までは使用する度にプリンターとPCをUSBケーブルで繋ぎ、排紙トレイを空け、電源を入れてプリントしていたこれらの作業がすべて必要なくなったこと。今どきのプリンターはPCやスマホから印刷すると、自動で電源が入り排紙トレイまで出てきてプリントしてくれる。しかもWi-Fiで使用すれば、プリンターから出ているケーブルは電源ケーブルのみとめちゃくちゃスマート。

エプソンのプリンターはインク色が多く、写真プリントが綺麗に仕上がると評判。9年も経ったら仕上がりもどれだけ進化したのか確認してみたかったので、試しに写真プリントも試してみました。

ただ、純正の光沢紙を使うのは少々つまらないので、近頃はラインナップも増えたアートペーパーなるシャレオツな用紙をチョイス。

買ってきたのは、三菱製紙より発売されているGEKKO シルバーラベル。お値段¥2,000程度でした。

モノクロ写真用の用紙を謳っておりますが、カラープリントにも使用できるようです。

ヨドバシではそれぞれの用紙に出力したサンプルが置いてあり、出力の仕上がりと用紙の厚みと手触りからGEKKOを選びました。特に厚みと手触り、また程よい光沢が非常によく、これらのおかげで質感が高く感じられます。

では、早速プリントです。

かなり厚みがあるので使用できるか心配でしたが、EP-807Aでは問題なく使用出来ました。

プリントが少しずつ顔を出してくるこの時間はとてもワクワク。

今回、モノクロとカラーを1点ずつ出力してみた感想としては、モノクロ写真は黒インクが染料で1色しかないため、微妙な階調は厳しいですが、しっかり見えている部分はよく再現できていました。

一方、カラー写真は非常に良い仕上がりになりました。再現性は良くマゼンタなど苦手とする一部の色域もまあまあ頑張っているように思います。まだ1枚プリントしただけですが、写真の出力はこの普及クラスの機種でありながらもとても綺麗です。

写真プリントをするつもりで買ったんじゃないれど、もっと色々な用紙を試してみたくなりました。

しかし、インク代が非常に高く、増量タイプの6色セットで¥7,000程度もしてしまいます。EP-807ABが¥13,000でしたので、インクセットを2回買うと本体価格を上回ってしまうという・・。

なんだかなぁという感じではありますが、メーカーも本体ではなくインクで利益をあげるそうなので仕方ないところですね。

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