【徒然3】 鎮守
神々は様々な場所や物に宿り、いつしか人の心にも宿るようになった。
森の神聖な空気が、外界の邪気を追い払う。
姿を覆い隠すその場所を神々が坐ます場所として選んだのは、ごく自然のことだったのかもしれない。
人は神を偉大なものと崇める。
しかし、神々の姿は大きく小さく、様々である。
神の坐ます場所に守り神在り。
守り神は、度々と外界から訪れる者の心を凝視する。
神は、色を纏う。
命には限りがあり、物事にも限りがある。
人は思い込むことで救われることがある。
それが神々の残した足跡だと思えば、また救われよう。
Camera : D750
Lens : AF-S 85mm F1.8G , NIKKOR S- Auto 50mm F1.4