ディープスポット
大阪のディープスポット、”鶴橋”。
知人から、「面白い場所やからいっぺん行ってみて」と言われ、行ってみた。
近鉄線とJR線の乗り換え駅としてしか利用したことがなく、特に降りる用事もなかった鶴橋。
正直、今までこんなに面白いスポットを素通りしてたとは、なんて勿体ないことかと後悔してしまった。
駅の改札口を出て正面にある立ち食いそば屋から、左へ行けば焼肉店が密集するエリア。
一方、右へ行けばキムチや韓国の民芸品や飲食店といったお店や市場が密集する商店街。
商店街は全体がアーケードで覆われていて、所狭しとお店が密集しているあまり、人とすれ違うのも困難な場所や、この先に通路があるなんて案内がないとわからないぐらい入り組んだ迷路のような場所。
いろいろ歩いているうちに、「ココとココがつながってたんか!」なんて発見がありまくりで、これがまず楽しい。
駅周辺の辺りは、戦後の闇市から姿を変えてきたとのことで、歩いてみるとそれはすぐに実感できる。
増築をして広がってきたような商店街の景観は、ところどころがちぐはぐな造りこみになっていて、おそらく当時のそのままの姿だろうと思うスポットはあちらこちらに見ることができたからだ。