XF50-140mm F2.8R "スピードスター"
XF90mm F2を、XF50-140mm F2.8ズームレンズへ入れ替え。
以前の記事でズームレンズはもう使わないと言ったものの、結局ズーム「も」あった方が良いと実感しています。
画質や空気感にこだわるのなら単焦点レンズという選択に間違いないのは事実。
ただ、仕事柄は画質よりもシャッターチャンスに重きを置いてズームレンズでサクサク撮っていくというスタイルに慣れている(染み付いている)身にとっては、感覚のテンポが合わない時があって「ズームレンズだったら撮れたのに、、」と惜しまれる瞬間も今までにありました。
XF50-140mmは、フルサイズ35mm換算で言うところの70-200mm F2.8クラスに相当するレンズ。
70-200mmのF2.8通しズームは、プロもよく使うレンズなので各メーカーが技術力を投入する一本です。
XF50-140mmは、ニコンやキヤノンの70-200mmと比べると色気(空気感)が一歩足りないように感じますが、解像力やAFスピードに申し分はなく、丁寧に造られたプロダクトであると感じさせられます。
非常に良かったのは、ズームリングのトルク感(回し心地)がとても良くスムーズで気持ち良いです。50mmから140mmまで一定のトルクで回り、特定の焦点域で急に重くなったりということもありません。
このレンズはXF55-200mm(所有歴あり)とよく比べられますが、透明感・手ブレ補正・AFスピードはXF50-140mmの方が実感できるほど優れています。
XF55-200mmも十分だと思いましたが、更に上を行くレベルにあるレンズです。
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