そいつは通称”大福”。iMAC G4 (2002) をイジる 【1話】
Windows95か98を使っていた頃、MacOSのユーザーインターフェース(UI)の見た目に憧れて、アイコンや壁紙、レインボーカラーのアップルマークがあしらわれた画面上部のバーなどを再現することに夢中になっていた時期があった。
クラシックと呼ばれるMacOS8〜9のものだったと思うが、アイコンなどがとてもポップで明るくて可愛らしい印象だったのを覚えている。
パソコンと言えば、Windowsマシンにみられたような無骨で無機質な”いかにもコンピュータ”というイメージがiMacには感じなかった。
"Yum."(おいしい)というコピーと共に、カラフルなカラーバリエーションのiMACが円を描いてデザインされた広告も印象的だったし、今改めて見てもその感想は色褪せていない。
個人的には、ジョブズがアップルへ復帰してからのG3〜G5世代のMacが、最もジョブズの勢いや情熱が色濃く込められているのではないかと感じている。
さて、時は経ち、現在ではヤフオクやメルカリなど個人間取引で、当時は手にすることができなかったようなiMACが手頃な価格で手に入れることができるようになった。
さすがに初代iMACのようなブラウン管を搭載したモデルは見かけることが稀になっているが、2代目iMACであるG4 Flatpanel ならば、タイミングを見れば程度の良いものも引っかかる。
見た目がとても可愛く、大福餅という体から首とも言えるモニターアームで繋がったモニターは人の顔に見えて、キュートな人型ロボットのよう。
そう思うのは決して僕だけではなく、↓のYoutubeにアップされている当時のCMを見ても同じように思う人が多いことがわかる。
そんなわけで、程度の良さそうなものが出るのを見計らい、自宅へと大きな”大福”が届いたのである。
”2話”へつづく・・・
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