Back to forward
初めて買った一眼レフカメラはキヤノンのEOS Kissだった。
そこから先日の富士フイルムX-T2を買うまでに使用していたニコンのD810に至るまで、カメラのシステム全体は大きく、重くなっていった。
画質は良くなっていく一方で、大きさと重さゆえに持ち出すことが次第に億劫と感じるように。
EOS Kissを使っていたころは、ズームレンズ2本だけを持ち、画質やレンズの性能などのスペックなどを気にすることなく、ただ「撮る」ことの楽しさにカメラを持ち出すのが嬉しかった。
X-T2を手に、長年のしがらみから解放された僕は、写真を始めたころの感覚を再び手に入れる。
今までも。
これからも。
光と向き合うため、原点へと歩んでゆく。