MacBook Pro
昨年の9月に手に入れ、それまで20年間を共にしてきたWindows環境からMac環境へと切り替えました。
高校1年生の夏休みにバイトで稼いだ資金でWindowsのデスクトップPCを自作してからの20年間、パソコンは自分で作るものだという感覚でずっとデスクトップ型を使ってきました。
デスクトップPCとノートPCの性能差が縮まりつつあったことと、いつも決まったデスクの前という定位置使うよりも、持ち出したりして使用する環境を変えてどこでも使いたいという理由から選択したのがMacBook Pro。
正直、PCを自作してきた自身からすると、Macすべてにおいてコスト面ではボッタクリ感が否めません。なぜこのスペックでこんなにも高いのか、、
同じ程のスペックのものをWindows機と比較すると明らかにあちらの方が安い。
ただ、触れてみてからわかったのは、その評価は机上の計算から見た表面的なものだったんだなということ。
部品を集めて「パソコンという物を作りました」感だけではなく、わかりやすく扱いやすいように作られた自社製のアプリケーション(LogicやFinalCut)、周辺機器との相性が起きにくいトラブルの無さなど、「もの作りをアシストする・邪魔しない」生産性を高めるための配慮。
そして作業へと向かわせてくれる、モチベーションを高めるデザイン。
今はアップルを去りましたが、長らくMacのデザインを担当してきたジョナサン・アイブは「人は触れたものに、恐れを抱かない」と言葉を残しています。
長く浸かってきた環境を変えるという不安を払拭できたのは、その言葉の本質に触れることができたからなのでしょう。
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