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XF60mm F2.4R

  • 執筆者の写真: MASA884
    MASA884
  • 2020年9月27日
  • 読了時間: 2分

前回記事の「能ある鷹は爪を隠す」はレンズの紹介でしたので、今回の記事では作例を載せています。

マクロレンズは接写としての本来の機能はもちろんのこと、解像力が高くなるように設計される傾向があります。

その解像力を生かして、物撮り(図録・カタログ)や複写に使用されることも多くあります。


マクロと言っても、接写しかできないのではなく、普通に近景から遠景までを撮影できます。

虫眼鏡で覗いて、目では見えなかったものが見えた時の童心を蘇らせてくれるようなマクロレンズは、物や生命の本質を描いてくれる万能とも言えるレンズ。


ボケは上質で、解像力はあるにもかかわらずとても滑らかです。(一般的に解像力のあるレンズは、ボケが固くなったりザワつく傾向があります)

XF56mmと焦点距離がかぶるのでどちらを残すか考えていたのですが、写りを見てXF60mmに即決しました。


オートフォーカス(AF)は遅い部類に入るので動きモノを撮るのには向いていません。「天は二物を与えず」、、

付属するフードも、プラスチック製ではなく金属製です。これも最初期のレンズ(XF18mm、XF35mm、XF60mm)だけの特権になっています。

富士フイルムが新しくスタートさせたXシリーズカメラの発売と併せてラインナップされた最初期のXF60mm。発売から年月が経ったとは言え、社運を背負って放たれたXF60mmの描写には技術者たちの想いが汲み取れることでしょう。



 
 
 

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